De Beyond-デジタル通貨入門メディア
Web3への移行が本格化する世界において、より良い社会の実現に向けてチャレンジしているキーマンや有識者の方々とデジタル技術が未来社会について自由に語り合う対談コンテンツ。ディーカレットDCPのプロダクト開発責任者である時田一広らとともに、これからのDX社会や、ソーシャルグッドに寄与する理想のデジタル社会などを展望していきます。 <このマガジンで学べること> ・有識者の幅広い知識や知見、各分野の最新動向 ・社会課題に対するデジタルソリューションのアイデア ・日本のDX化に向けた課題や道筋の可能性 ・デジタル通貨がさまざまな分野でどう役立つことができるのか
「デジタル通貨」という世界的にもほとんど前例のないプロジェクトに取り組むディーカレットDCPのプロダクト開発チーム。新たな社会インフラをつくるパイオニアでもある彼らが日々どういった想いで開発に取り組んでいるのかやクリエイティブなチームづくりなど、イノベーティブなプロダクトサービス開発の裏側についてデジタル決済の未来を担うツクリ手が語ります。 <このマガジンで学べること> ・デジタル通貨の基本的な仕組みや技術 ・実際に行われているデジタル通貨の開発プロセス ・開発チームの視点や想い
そもそも「デジタル通貨」とは?キャッシュレスや暗号通貨とは何が違うの?といった基礎的な部分から未来社会にどういった波及効果があるのかなど、ハナエがナビゲーターを務めながら、初心者の目線で率直にさまざまな質問をぶつけていきます。 <このマガジンで学べること> ・デジタル通貨の基本説明や他の決済サービスとの違い ・本当の意味でのお金のデジタル化とは何か ・デジタル通貨が仕事、家計、社会にどう役立つのか ・デジタル通貨の最新情報や世界的な潮流
こんにちは。 「デジタル決済の未来をツクル」ディーカレットDCPでプロダクトのプロモーションに取り組むハナエです。 デジタル通貨入門メディア「DE BEYOND」をご覧いただきありがとうございます。 ディーカレットDCPは、デジタル化されたお金である「デジタル通貨」の社会実装を目指して日々奮闘しています。デジタル通貨について少しでも理解を深めていただけるよう、2022年の末に「DE BEYOND」を立ち上げました。 デジタル通貨とはそもそも何か、私たちの暮らしや仕事にど
最近、ブロックチェーンとともに耳にするようになった「スマートコントラクト」。 インターネットによって巻き起こされた情報革命以来のエポックメイキングな発明になるとも言われています。 ではいったい、「スマート(賢い/高性能な/素早い)」「コントラクト(契約)」とは何なのでしょうか? 今回はスマートコントラクトが生まれた背景や技術的な仕組みのお話を深ぼりしながら、スマートコントラクトの全体像と革新性についてお伝えしていきます。 スマートコントラクトとはスマートコントラクトとは、
デジタル通貨の基盤技術であるブロックチェーン。 先日、そんなブロックチェーンについて少しでも理解を深めていただければと、ブロックチェーンのデータ構造について、少し専門性の高い領域まで踏み込んだ解説記事をお届けしました。 しかし、ブロックチェーンは非常に奥深く、一朝一夕では語り尽くせません。そこで今回は、noteに発信されている特徴的なブロックチェーン記事をまとめてみました。 「DE BEYOND」とは異なる視点でそれぞれ発信しているので、また別の角度からブロックチェーンにつ
Q.中央銀行デジタル通貨(CBDC)とは何ですか?Q.日本でCBDCは発行されていますか?Q.世界でCBDCはすでに発行されていますか?Q.欧米や中国でもCBDC発行に向けた動きは起きていますか?Q.CBDCと民間銀行デジタル通貨の違いは何ですか?Q.安全面で違いはあるのでしょうか?Q.CBDCと民間銀行デジタル通貨、両方とも必要なのでしょうか?Q.CBDCと民間銀行デジタル通貨は、共存するのでしょうか?Q.デジタル通貨によるメリットは何でしょうか?
こんにちは、ディーカレットDCPのハナエです。 今回も、オレゴン州のポートランド市開発局(PDC)などでサステナブルな街づくりに取り組まれてきた都市計画家の山崎満広さんにお話を伺っていきます。 環境先進都市と名高いポートランドのサステナビリティは、地域の風土とデータドリブンの合理的な都市計画によって実現されていることを前回学びました。 しかし、世界屈指の成功例であるポートランドにも、実は苦い「失敗」があったのだとか…!そこからの逆転劇には、私たちも学ぶべきところがたくさん
“サステナブルシティ”と名高いポートランド。ヒッピー文化が未だに根強く、クラフトマン気質で手仕事を大事にしている人が多いため「テック音痴」が多いとのこと。 「テクノロジーはあくまで道具で、物事の目的や根幹ではない」と語るのはポートランド市開発局(PDC)でサステナブル都市の最前線に関わっていた山崎満広さん。 しかし、都市開発にはデータ活用をむしろ積極的に取り入れてきたそうです。日本に本格帰国してアメリカと日本の制度・文化的な違いを経験した山崎さんに、アメリカの都市開発の
「全米でいちばん住みたい街」といわれる環境先進都市・ポートランド。 循環型社会に向けた取り組みを早くから実践してきた、 “サステナブルシティ”のパイオニアのような街です。 そんな最先端の街ポートランドで活躍した一人の日本人がいます。 ポートランド市開発局(PDC)で都市計画の一翼を担っていた山崎満広さん。 今回は、そんな山崎さんから「サステナブルな社会に必要なこと」をたくさん学んでいきたいと思います! 「テクノロジーだけではサステナブルは実現しない」と山崎さんは言
ブロックチェーンはデータを参照する仕組みで履歴の改変をすることがほぼ不可能な、レジリエンスな構造ででき上がっています。そのため、情報がオープンに公開されているP2Pネットワークの中でも安全にやり取りすることができるのです。 このようにブロック構造で悪質なデータ改ざんを防ぐ以外に、トランザクション(取引)データそのものを保護する機能も備わっています。 今回は、ブロックチェーン取引のセキュリティをさらに高めている暗号化技術についてお話ししていきます。 トランザクションデータ
中央集権型ネットワークに対して中央サーバーを介さないシステムへの需要が高まり、個々のコンピュータ同士がつながり合うことで有機的にネットワークを形成する分散型ネットワーク(P2Pネットワーク)が生まれました。 そこで一番の課題として挙がったのが、不特定多数が参加する自由で開放的なネットワークを維持しながらセキュリティを担保するといった相反する要素を成り立たせることでした。 その技術基盤を担えるデータベースとしてできたのがブロックチェーンです。 では、ブロックチェーンがどの
ブロックチェーンは、誰でも参加可能なオープンなネットワーク空間内で、データをより安全かつ確実に送信するために、さまざまな技術が組み合わされた技術の集合体です。暗号資産取引はブロックチェーンの一例にすぎず、その適用可能な範囲は非常に広く、さまざまな分野に応用されています。 ブロックチェーンのそれぞれの技術は従来から使用されてきたものが多いのですが、安全性を高めるための構造的な工夫が随所に埋め込まれているため、非常に複雑で理解しにくいものとなっています。 そのため、ブロックチ
こんにちは、ディーカレットDCPのハナエです。 今回も、デジタル技術を駆使した「日本の新しいローカルコミュニティ」をデザインするネクストコモンズラボの林篤志さんにお話を伺っていきます。 前回はブロックチェーンが変えていく価値観・お金の流れ・コミュニティ運営のあり方を分かりやすく解説してもらいました。 今回はさらに、デジタル通貨が可能にする「共助」や新しい暮らしのあり方についてお話を伺っていきます。 デジタル通貨が真価を発揮するためには—— 林さんの鋭いご指摘に、時田さん
こんにちは、ディーカレットDCPのハナエです。 前回に引き続き、デジタル技術を駆使した「日本の新しいローカルコミュニティ」をデザインするNext Commons Labの林篤志さんにお話を伺っていきます。 新しいコミュニティ運営にブロックチェーンが必要不可欠! でも、実際、何にどうやって役立つんだろう? 新潟県旧山古志村のNFT活用事例を紹介しながら、ブロックチェーンが変えていく価値観・お金の流れ・コミュニティ運営のあり方を分かりやすく解説してもらいました。 旧山古志村
こんにちは、「デジタル決済の未来をツクル」ディーカレットDCPのハナエです。 早いことに4月に入り各所で桜が満開になりましたね。 皆さんはお花見されましたでしょうか?🌸 季節の変わり目なので体調には気をつけてお過ごしください! ところで、皆さんは「消滅可能性都市」って聞いたことありますか? 最近では、人口減少が進んだせいで「行政サービスを維持できない!」という自治体も増えているんだとか…。 Next Commons Labの林篤志さんは、デジタル技術を駆使した「日本の新し
山岡浩巳(以下、山岡):今回、このような催しができることを大変ありがたく思います。世界においても、デジタル通貨インフラをめぐる議論はますます進化してきていると感じます。 これにつきまして思い起こされるのは、2016年の11月に、私が日本銀行決済機構局長だった時に東京大学の金融教育研究センターと合同で行った、当時としては非常に先進的なカンファレンス「フィンテックと貨幣の将来像」です。 その際、当時の金融教育研究センター長であった植田和男先生が、デジタル時代においては投資信託
デジタル通貨やデジタル決済、デジタルトランスフォーメーション(DX)など、お金のデジタル化にまつわる質問にお答えしていくコーナーです。今回は「キャッシュレス決済とデジタル通貨の違い」についてお伝えしていきます! Q.キャッシュレス決済とは何ですか?Q.電子マネーとは?Q.電子マネーのチャージ方法とは?Q.電子マネーも「デジタルのお金」じゃないのですか?Q.キャッシュレス決済の裏側の構造がデジタル化されていないとは?Q.ユーザーからしたら、裏側の仕組みがアナログでも、便利であ
可視化される「見えなかった価値」石山アンジュ(以下、石山):シェアリングエコノミーの仕組み自体は、使い方次第で良くも悪くも機能します。つまり、より安く他者の労力を使いたいという目的でシェアリングエコノミーを運営・利用することもできてしまう。なぜなら、価格を決める主体が企業ではないからです。しかし、私が視察をしてきたなかで、逆に良いところもたくさん見てきました。 石山:例えば、80代のおばあちゃんがAirbnbで貸し出している宿泊先では、おばあちゃん心を込めて掃除して、すごく