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本当につくりたい動画をファンと一緒に。DAOファントークンサービスとは?

こんにちは。ディーカレットDCPの「DE BEYOND」編集部です。

みなさんは「SSFF&ASIA(ショートショートフィルムフェスティバル&アジア)」をご存じでしょうか?

「SSFF&ASIA」は1999年にスタートしたアジア最大級の国際短編映画祭です。これまで100ヵ国以上から10万以上の応募作品が寄せられ、累計の観客動員数は85万人以上。2004年にはノンフィクション、アニメーションなど5つの部門で米国アカデミー賞から公認されました。26年目を迎える今年は「Illuminate Your Life~いのち 照らせ セカイ 照らせ」をテーマに6月4日(火)からリアルでも開催されています。

その「SSFF&ASIA」を運営するのが、俳優の別所哲也さんが代表を務める株式会社ビジュアルボイス(東京都渋谷区)。

今回、私たちは、「SSFF&ASIA」に「Amic Signアワード」を新設するとともに、ビジュアルボイス社が2023年にスタートした動画クリエイター支援プラットフォーム「LIFE LOG BOX」でクリエイターコミュニティの実現を目指すことを発表しました。

具体的にどんなプロジェクトなのか、多くの動画クリエイターが直面している課題や「LIFE LOG BOX」の概要とあわせてご紹介します。

動画クリエイターが抱える課題

作品や素材が埋もれてしまう
スマートフォンやアクションカメラの性能が進化し、さまざまな編集アプリを利用できるようになったことで、動画コンテンツの制作はぐっと身近なものになりました。ただ、その一方でクリエイターが向き合わざるを得ない課題がまだまだ多いのもまた事実。その1つが作品や素材の管理です。

編集済みの動画ファイル、写真、シナリオ、BGM…創作活動を続ければ続けるほど作品や素材の数は増えていきます。それをクリエイター個人できちんと管理していくのは簡単なことではありません。

「コンペティションに出品したいけど動画ファイルがどこにあるのかわからない」、「素材が散らばってしまっていて編集作業が進まない」、「クラウドストレージから作品が消えてしまった」…作品・素材の管理に頭を悩ませているクリエイターは決して少なくないようです。

制作費が足りない

スマートフォンやアプリを使って手軽に撮影・編集できるようになったとはいえ、本格的な動画コンテンツを形にしようとすれば、キャストの出演料、スタッフの人件費、スタジオ利用料など、さまざまな費用が発生します。

とりわけ個人で活動する動画クリエイターへの負担は大きく、予算不足から脚本や撮影スケジュールを変更せざるを得ないことも。さらに制作プロジェクトそのものが頓挫してしまうケースも数多くあります。

また、より多くの人に動画を届けるためのプロモーション費用もクリエイターにとっては悩みの種。

YouTubeやSNSでコンテンツを拡散させようとすれば広告費などが必要になりますし、宣伝用のウェブサイトを立ち上げた場合、デザイン料や更新・メンテナンスの費用を含め、数十万円単位のコストがかかってしまいます。

クリエイターとコンテンツの価値を最大化する「LIFE LOG BOX」

こうした課題を解決し、コンテンツとクリエイターの価値を最大化するために生まれたのが「LIFE LOG BOX」。ビジュアルボイスが運営をし、デロイトトーマツコンサルティング、アマゾンウェブサービスジャパン、コンセンシスが開発サポートとして参画した、分散型の動画クリエイター支援プラットフォームです。

ブロックチェーン技術を活用した「LIFE LOG BOX」には、「アセットマネジメント」、「ポートフォリオ」、「NFTグローバルシネママーケットプレイス」といった複数のサービスが用意されています。クリエイターは動画コンテンツを資産として永続的に保管しつつ、自分のプロフィールを公開したり、映画祭に直接エントリーしたり、企業とのコラボレーションにつなげていったりすることが可能です。

LIFE LOG BOX

また、マーケットプレイスでは動画コンテンツを視聴できる権利をNFT化し、誰の手による作品なのかはっきりと示したうえで、NFTの販売を通じて収益をあげていくことができます。

「Amic Sign」を提供する私たちはビジュアルボイスと協業し、クリエイターコミュニティの実現に向けて取り組んでいくことになりました。

ファンと共に動画をつくるということ

「LIFE LOG BOX」のクリエイターコミュニティをひと言で表すキーワードがあるとすれば「共創」と私たちは考えています。クリエイターがファン一人ひとりの協力を得て、ファンと一緒に動画作品をつくりあげていくというのが、クリエイターコミュニティの基本的なコンセプトです。

DAOファントークンサービスでは、ファンが動画制作を支援できるだけでなく、支援の大きさに応じて企画運営に携わることができます。
例えば、アイディアを出したり、衣装や音楽を作って自己の作品をプロモーションしたり、撮影場所を手配して地元を盛り上げたりすることが可能になります。
単なる資金調達を超えて、クリエイターと支援者が一体となって映画を製作・制作し、ともに盛り上げる新たな顧客体験を実現できます。

こうした仕組みにより、クリエイターは資金を集めるとともに、共同制作者であるファンと向き合いながら、ファンの期待に応える作品、本当につくりたい動画を形にし、発信していくことができるようになります。

クラウドファンディングの未来形

ファンやサポーターがプロジェクトの一員となる一体化を実現    


クラウドファンディングと何が違う?

ファンがクリエイターを支援する仕組みというと、クラウドファンディングを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。新しくサービス構築するクリエイターコミュニティはプロジェクトが終了してもファンとの関係が続くこと。

クラウドファンディングの場合、プロジェクトが目標額に達し、返礼品が送られると、多くの場合、そこでクリエイターと支援者の関係は途切れてしまいます。

それに対してDAOファントークンサービスでは、動画制作プロジェクトにジョインしたファンの行動や貢献度がブロックチェーンに記録され、クリエイターはデータをチェックしながら次のプロジェクトへの参加をオファーしたり、コミュニケーションを深めていったりすることができるように検討をしています。

また、映画監督や俳優のファンのなかには地方で開催される上映会やイベントに熱心に通う人が少なくありませんが、そうしたリアルな世界でのファンの行動もブロックチェーンを活用することで今まで可視化されにくかった貢献度も評価されるように作り上げて行きたいと思っています。

クリエイターがファンと共に作品を形にし、ファンの想いや熱量を受け止め、サステナブルな関係を築いていく。私たちはビジュアルボイスと協力し、デジタル技術を活用しながらそんな創作空間を実現したいと考えています。


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