De Beyond-デジタル通貨入門メディア【ディーカレットDCP】

デジタル通貨のプラットフォームを開発しています。デジタル通貨は私達の生活やビジネスにどう役立つのか、「DE BEYOND」がさまざまな価値を交換するコミュニケーションプラットフォームになれるよう、難しいことを分かりやすく、仕事や日々の生活に役立つ記事を発信してまいります。

De Beyond-デジタル通貨入門メディア【ディーカレットDCP】

デジタル通貨のプラットフォームを開発しています。デジタル通貨は私達の生活やビジネスにどう役立つのか、「DE BEYOND」がさまざまな価値を交換するコミュニケーションプラットフォームになれるよう、難しいことを分かりやすく、仕事や日々の生活に役立つ記事を発信してまいります。

マガジン

  • 有識者対談・インタビュー

    Web3への移行が本格化する世界において、より良い社会の実現に向けてチャレンジしているキーマンや有識者の方々とデジタル技術が未来社会について自由に語り合う対談コンテンツ。ディーカレットDCPのプロダクト開発責任者である時田一広らとともに、これからのDX社会や、ソーシャルグッドに寄与する理想のデジタル社会などを展望していきます。 <このマガジンで学べること> ・有識者の幅広い知識や知見、各分野の最新動向 ・社会課題に対するデジタルソリューションのアイデア ・日本のDX化に向けた課題や道筋の可能性 ・デジタル通貨がさまざまな分野でどう役立つことができるのか

  • Tech Index

    「ブロックチェーン」「スマートコントラクト」「Web3」「NFT」「メタバース」などのテクノロジーのトレンドやキーワードについて詳しく解説していきます。基礎的なことからできるだけ分かりやすくお伝えしていきます。 <このマガジンで学べること> ・ブロックチェーンの構造や仕組みは? ・ブロックチェーンの革新性とは? ・スマートコントラクトとブロックチェーンの関係性は? ・スマートコントラクトが第四次革命と言われる理由とは? ・次世代インターネット「Web3」とは?

  • Q&Aコーナー

    キャッシュレスや電子マネーとの違いなど、「デジタル通貨」や「デジタル決済」にまつわる疑問にお答えするコーナーです。一問一答形式で完結に答えているため、手早く必要な情報を取りたい方にもお勧めです。 <このマガジンで学べること> ・キャッシュレス決済とデジタル通貨の違いとは? ・CBDCと中央銀行デジタル通貨の違いとは? ・ブロックチェーンの仕組みとは? ・スマートコントラクトやWeb3とは何か?

  • デジタル決済の未来をツクル人

    「デジタル通貨」という世界的にもほとんど前例のないプロジェクトに取り組むディーカレットDCPのプロダクト開発チーム。新たな社会インフラをつくるパイオニアでもある彼らが日々どういった想いで開発に取り組んでいるのかやクリエイティブなチームづくりなど、イノベーティブなプロダクトサービス開発の裏側についてデジタル決済の未来を担うツクリ手が語ります。 <このマガジンで学べること> ・デジタル通貨の基本的な仕組みや技術 ・実際に行われているデジタル通貨の開発プロセス ・開発チームの視点や想い

  • 2023ホワイトペーパー解説記事

    2023年10月12日に発表したホワイトペーパー「“DCJPY” White Paper 2023」。私たちが提供する「デジタル通貨DCJPY(仮称)」(以下、DCJPY)にスポットを当て、ホワイトペーパーのポイントを絞って解説したダイジェスト版を「DE BEYOND」で発信します。 <このマガジンで学べること> ・DCJPYについて ・DCJPYが提供する世界観や創り出す未来像 ・DCJPYが提供するサービス ・DCJPYの技術的アーキテクチャと法的な位置付け ・業界の第一線から見たDCJPYのポテンシャル

記事一覧

未来のお金をつくる、ディーカレットDCPのプロダクト理念

世界のデジタル通貨事情、日本のポテンシャルと課題

Web2.0からWeb3というデジタル世界への移行

デジタル通貨で私たちの生活の何が便利になる?

意外とアナログなキャッシュレス決済の仕組み

未来のお金をつくる、ディーカレットDCPのプロダクト理念

ディーカレットDCPのゴールとビジョンハナエ:Web3へと移行するなか、ディーカレットDCPが創造している未来を教えていただけますか? 時田:Web3へとデジタル化が進むのはもはや誰も止めることができないことです。そのなかで、ディーカレットDCPとしては次のゴールとビジョンを掲げています。 つまり、誰でも、どの世代でも使えるデジタル通貨のプラットフォームを構築することです。 時田一広が「デジタル通貨」に出会うまで 時田:私がデジタル通貨をつくらなければと思ったのは、これ

世界のデジタル通貨事情、日本のポテンシャルと課題

「暗号資産」「CBDC」では周回遅れハナエ:世界から見て、日本のデジタル化やデジタル通貨はどのぐらい進んでいるのですか? 時田:まず、「暗号資産」の分野では日本は遅れています。なぜなら、2018年に暗号資産の取引所であるコインチェックがハッキングされ、580億円相当の暗号資産が盗まれました。その結果、いろいろな制度上の規制が強化され、すっかり勢いを失いました。 ハナエ:私の周りでも、あのタイミングでいったん手を引いた人は多かったです。 時田:それに対して、法定通貨をデジ

Web2.0からWeb3というデジタル世界への移行

さまざまな「価値」のデジタル化が進むハナエ:デジタル通貨で私たちの社会はどう変わりますか? 時田:端的に言うと、本格的にデジタル化が進みます。インターネット上でお金を動かそうとした時に、その相対となる商品もデジタル化していた方が良いからです。 ハナエ:デジタル化しているとなぜ良いのでしょうか? 時田:ハナエさんは、なぜお金を使いますか? ハナエ:生活に必要だったり、便利になったり、豊かになると思うからですかね? 時田:つまり、お金と交換する“価値”があるから、対価と

デジタル通貨で私たちの生活の何が便利になる?

ハナエ:同じ“デジタルマネー”でも、裏の仕組みはデジタル化されていなかったわけですね。でもデジタル通貨で、私たちの生活の何が具体的に変わるのですか? 時田一広(以下、時田):では実際の生活の変化について、分かりやすい例でお伝えしていきますね。 20万円の給料が振り込まれました - これまで -時田:給料日に20万円支払われたとします。ハナエさんなら、まず何をしますか? ハナエ:毎月の引き落とし口座が複数あるのでそれぞれの口座にお金を移します。それから生活費などを抜いて、

意外とアナログなキャッシュレス決済の仕組み

ハナエ:前回のお話でネットバンキングやキャッシュレスは、本格的なデジタル化という面では一歩及ばない…とのお話でしたが? 時田一広(以下、時田):そうなのです。今回は、代表的なクレジットカードの仕組みから説明していきますね。 キャッシュレスの仕組み - クレジットカード編 -時田:例えば、Aさんが薬局で1,000円の薬をクレジットカードで購入したとします。しかし、Aさんが薬局に直接支払っているわけではありませんね。 時田:つまりクレジットカード会社は、加盟店に対しての送金

「お金のデジタル化」とは何か?

ハナエ:時田さん、こんにちは。デジタル通貨について日々、学んではいるものの、まだ難しい部分がありまして…今回はいろいろ質問させてください! 時田一広(以下、時田):ハナエさん、全くそんな感じに見えなかったけどね。では、何から話しましょうか? デジタル通貨とキャッシュレスの違いハナエ:そうですね、それでは改めて「デジタル通貨」について基本から教えてください。正直、クレジットカードやキャッシュレス決済*1(以下、キャッシュレス)と何が違うんですか? 時田:確かに分かりにくい