De Beyond-デジタル通貨入門メディア【ディーカレットDCP】
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シェアリングエコノミーとデジタル通貨が開拓するフロンティア
可視化される「見えなかった価値」石山アンジュ(以下、石山):シェアリングエコノミーの仕組み自体は、使い方次第で良くも悪くも機能します。つまり、より安く他者の労力を使いたいという目的でシェアリングエコノミーを運営・利用することもできてしまう。なぜなら、価格を決める主体が企業ではないからです。しかし、私が視察をしてきたなかで、逆に良いところもたくさん見てきました。
石山:例えば、80代のおばあちゃん
デジタル通貨はシェアリングエコノミーを加速させる!?
少額決済のコストと手間時田一広(以下、時田):さまざまなシェアリングエコノミーのビジネスモデルがあるとのことですが、少額決済のことで困っていることってありますか?あるいは、支払いの手間やコストの面などでも。
石山アンジュ(以下、石山):あると思いますね。少額の取引が多いので、例えば企業が500円しか売り上げがないのに振込手数料などを支払わなくてはならない。
また個人の場合、アプリ上で500円の
“シェアリングエコノミー”が世界的に進む背景と潮流
なぜ、今、“シェアリングエコノミー”なのか?ハナエ:そもそも「シェアリングエコノミー」って何なのでしょうか?
石山アンジュ(以下、石山):実はシェアリングエコノミー自体に確固たる定義は存在しないんですよ。何がシェアリングエコノミーで、何がそうでないかという線引きはとても難しい。日本でいう「お裾分け」も広義のシェアリングエコノミーだと言えます。ただ、インターネットを通じて「お裾分け的な個人間の取引
実践!Googleが導入した「OKR」
プロダクト開発部門の「OKR」担当はエンジニアハナエ:竹原さんはプロダクト開発部門の「OKR」を担当されていますが、普段は何をされていますか?
竹原陽道(以下、竹原):本業はクラウドエンジニアとしてプラットフォームのインフラを支えながら、SREとして業務改善に取り組んでいます。
ハナエ: SREとはどのようなことをやっているんですか?
竹原:エンジニアは大きく分けて、プログラミングでアプリケ
デジタル通貨実現に向けたこだわりとは?
ブロックチェーンの処理速度を上げるための工夫とは?——ブロックチェーン技術は処理量や速度が課題だと思いますが、性能を上げるために取り組んでいる工夫があればお聞かせください。
蔡 鑫(サイ・キン/以下、サイ):先にブロックチェーンの処理性能が、どういうものか説明しますね。ブロックチェーンというのは、大きさの決まったブロックにトランザクション情報をまとめて生成し、そのブロックを次々につなげていく仕
特許取得のプロダクトを支える技術とは?
デジタル通貨の構想を実現に導くプロダクト開発グループ ——サイさんは現在、プロダクト開発グループで何をされていますか?
蔡 鑫(サイ・キン/以下、サイ):ブロックチェーンの研究が主な仕事です。また、スマートコントラクトのアルゴリズムやストレージのメンテナンスなど、ブロックチェーンに付随するアプリケーションも同時に開発しています。
——サイさんが所属しているプロダクト開発グループとはどのような部