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【note記事まとめ】デジタル通貨

米大統領選での再選を目指すトランプ元大統領はニューハンプシャー州の選挙演説で、「FRB(連邦準備銀行)によるCBDC(中央銀行デジタル通貨)の発行は許さない」と発言。年始から「デジタル通貨」が話題となりました。
今回は、安定した決済手段として各国で検討が続くデジタル通貨についてnote内の記事をまとめてみました。


お金をデジタル化する「デジタル通貨」とは?

お金のデジタル化を考えるうえでは、お金の本質についてまず考えなければいけません。初めに「DE BEYOND」で取り上げた、デジタル通貨の「きほんのき」をまとめた記事をご紹介します。

現金や銀行預金、クレジットカードやその他のキャッシュレス決済が普及しているのに、そもそもなんでお金をデジタル化させようとしているのか?決済業界大手マスターカードのアショク・ベンカテシュワラン氏は、「今のお金は快適でCBDCに切り替える動機はない」と言いいます。しかし、今の金融システムの裏に不便さが潜んでいると指摘するのはモリプト タツヤさんです。その理由とは?

「DE BEYOND」でも、意外とアナログな金融システムの裏側について解説しました。デジタル通貨は裏側の複雑な構造をシンプルにし、お金と消費者や企業を直接つなぐことで私たちの生活やビジネスを大きく買えるポテンシャルを秘めています。

デジタル通貨の種類

デジタル通貨の現状の整理としては、CBDC型、ステーブルコイン型、民間銀行の預金トークン(デポジットトークン)型の大きく分けて3種類あります。それぞれの特徴や違いについて「DE BEYOND」でまとめました。

デジタル通貨・1|CBDC型


CBDCの文脈では広く知られていますが、世界で一番最初にCBDCであるバハマの「サンドダラー」ができた経緯や世界の動向をあたり総研さんが解説します。

CBDCの世界的潮流に関しては、「DE BEYOND」でもフューチャー株式会社取締役グループCSOでデジタル通貨フォーラム座長の山岡浩巳さんに語っていただきました。山岡さんは日銀時代から最先端の決済インフラの変遷を見てこられ、デジタル通貨についても世界と先駆的に議論を行ってきました。是非あわせてご覧ください!

次はToken Times Japanさんによる各国の最新のニュースです。2023年11月に出されたバンク・オブ・アメリカの報告書では、世界の国の67%がCBDCの発行を検討しており、そのうちの33%はかなり進んだ段階にあるが、アメリカにおいてデジタルドルは当面ありそうにないと言及しています。

一方お隣のカナダでは、国民の86%が反対しているにもかかわらず、「デジタル・ドル」「デジタル・カナダ・ドル」「中央銀行のデジタル通貨」といった「デジタル」ドルの商標権申請をカナダ銀行(BOC)が進めているといったニュースがありました。

欧州連合(EU)の動向は、スペイン中央銀行のパブロ・エルナンデス・デコス氏の次の発言から伺えます。「デジタルユーロに差し迫った必要性はない」が、ヨーロッパとスペインの決済システムは「非常に効率的」であるため、ECBは「最大限の注意を払って分析を進めている」とのことです。

デジタル通貨・2|民間銀行の預金トークン(デポジットトークン)型

デポジットトークンとは、民間銀行の預金をトークン化したデジタルコインのことです。今年、ディーカレットDCPがサービスインを予定しているデジタル通貨DCJPY(仮称)もデポジットトークンに当たります。昨年、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーも国際送金の迅速化に向けてデポジットトークンの実用化を検討し始めました。デポジットトークンの動向について「DE BEYOND」でレポートしました。

上記の記事でも触れていますが、スイス銀行協会(SBA)もデポジットトークンについて検討を進めています。デジタル・スイスフランに関するホワイトペーパー「The Deposit Token(デポジットトークン)」についてSEYMOURさんがポイントをお伝えしています。

デジタル通貨・3|ステーブルコイン型

2023年6月に新たに施行された改正資金決済法により、国内でも法定通貨に裏付けされた暗号資産であるステーブルコインの発行が可能となりました。ステーブルコインとは、ボラティリティ(価格変動)が激しい暗号資産とは異なり、変動幅が抑えられていることが最大の特徴です。改正資金決済法で何が変わったのでしょうか?DeFimansさんが解説します。

https://note.com/defimans/n/n6e3dc566ffbf

※記事配信後に一部更新されている情報もあります。

では、ステーブルコインは日本経済をどのように変えていく可能性があるのでしょうか?決算が読めるようになるノートさんが、ステーブルコインの種類や実際に動いているプロジェクトなども紹介しながら動向を分析します。

https://irnote.com/n/n097e0ac96e50

※記事配信後に一部更新されている情報もあります。

ステーブルコインはWeb3世界へのゲートウェイ?Decentierさんは、AbemaNewsのひろゆき氏の発言などを取り上げながら、ステーブルコインがWeb3経済圏にもたらす可能性を探ります。

改正資金決済法施行により、日本国内で「地域コイン」の発行が増えています。福島の「会津コイン」もまた、2023年の12月に本格始動しました。加えて前述のモリプト タツヤさんは、地域コインが広まる新たな可能性として給与支払いのデジタル化についても言及します。

「この道具を何のために使うか?」という疑問を投げかけるのは、藤井靖史さんです。藤井さんは地域内経済循環を生み出せていない理由として、お金の集まる中央から各地域にお金を還流させることが時として自律的な経済発展の妨げになる「衰退の取引」という、都市経済学者のジェイン・ジェイコブスの言葉を引用して議論を展開しています。どのようにしたらデジタル通貨が本質的な地域の活性化に寄与できるのでしょうか?

デジタル通貨と相性のいい分散型インターネット「Web3」技術によるデジタルトランスフォーメーション(DX)促進を実現するための専門展示会「Japan Web3 Week」が2月20日(火)〜22日(木)まで東京ビッグサイトで行われます!当社も出展予定です。トークセッション開催も予定しているので、ぜひお越しください!

Web3を活用した様々な業界でのユースケース、新しいビジネスチャンスについてお悩みの方、または情報収集されている方は是非お気軽にお立ち寄りください。

セミナー参加者募集のお知らせです!
この日限りの特別なセミナーを開催いたします。ぜひ参加してください!このセミナーでは、貴重な情報をお伝えするために、皆様のご参加をお待ちしております。
セミナー内容や開催場所、参加方法などの詳細は、以下をご覧ください。お申し込みはお早めに!皆様のご参加を心よりお待ちしております!


日本銀行時代からデジタル決裁技術の実証実験に取り組み、現在、当社が事務局である「デジタル通貨フォーラム」の座長を務め、デジタル通貨に深い知見をもつ山岡浩巳さんにデジタル通貨の最新の世界事情や中央銀行・民間銀行デジタル通貨それぞれの特徴などについて解説いただきます。

不動産業界で旋風を起こしNOT A HOTELへの出資など先進的な取り組みを続けているオープンハウスグループと、2024年7月よりデジタル通貨(DCJPY)の提供を開始するディーカレットDCPが実社会への浸透が始まっているWeb3やRWAのデジタル社会について世界観を示す

全人類が動画クリエーターになる時代がくる!LIFE LOG BOX代表の別所哲也さんは持論を展開しています。デジタル空間で日本円を利用可能にするディーカレットDCPは、民間銀行の預金をブロックチェーンに乗せたデジタル通貨DCJPYでこの構想に貢献しようとしています。 別所哲也さんと次世代のクリエーターエコノミのーサービスを世界観と共に示します。


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